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親のスマートフォンやパソコン、SNSアカウントには、写真や連絡先、続いている支払いの記録などが残っています。こうした「デジタル遺品」は、いずれ何らかの形で整理が必要になります。
結論からお伝えすると、最初の1週間にやるのは、親のスマホを充電しておくことと、続いている支払い(サブスクやカード払いなど)を探すことの2つです。
この記事では、何から手をつければいいのかわからない、という方のために、デジタル遺品整理の全体像と、最初にやるべきことを順番に整理しました。
一度に全部を終わらせる必要はありませんので、落ち着いたタイミングで、このページをチェックリストのようにお使いください。
急いで動く前に、避けておきたい3つのこと
何から手をつけていいかわからないときほど、慌てて行動してしまいがちです。まずは次の3つだけ、頭の片隅に置いておいてください。
- スマホのパスコードを何度も適当に入力しない — 機種によっては一定回数間違えると、中のデータごと初期化されてしまうことがあります。心当たりがなければ、無理に開けようとせず、いったんそのままにしておきましょう。
- 口座から慌てて現金を引き出さない — 故人名義の口座からお金を動かす前に、相続の手続きの進め方を確かめておきましょう。相続放棄を考えている場合は、先に弁護士や司法書士に相談すると安心です。
- パスワードを推測して不正にログインしない — 気持ちはわかりますが、多くのサービスには遺族向けの正式な手続きが用意されています。まずはそちらを確認しましょう。
この記事でわかること
- デジタル遺品とは何か、具体的に何が含まれるのか
- 親が亡くなった直後・数週間後・数ヶ月後にやるべきことの時系列チェックリスト
- カテゴリ別(スマホ・SNS・お金まわり)にやることを整理した一覧
- 自分でやるべきか、業者に頼むべきかの判断基準
- デジタル遺品整理でよくある失敗と、その防ぎ方
- 見たくないデータが出てきたときの心の向き合い方
- SNSごとの手続き比較表・自分でやる場合と業者に頼む場合の比較表
デジタル遺品とは?
デジタル遺品とは、スマートフォンやパソコンの中に残されたデータ、そしてSNS・ネット銀行・サブスクリプションサービスなど、インターネット上のアカウント情報全般を指します。
紙の遺品と違って目に見えないため、存在自体に気づかず放置されてしまうことも少なくありません。
代表的なデジタル遺品には、次のようなものがあります。
- スマートフォン・パソコン本体のデータ(写真、連絡先、メモなど)
- LINE・Facebook・Instagram・XなどのSNSアカウント
- メールアカウント(Gmail、Yahoo!メールなど)
- ネット銀行・ネット証券・PayPayなどの金融系サービス
- Netflix・Amazonプライムなどのサブスクリプション契約
- クラウドストレージに保存された写真・動画・書類
中でも注意したいのが、サブスクリプションや金融系のサービスです。解約手続きをしないままだと、料金の引き落としが続いてしまうことがあります。
親が亡くなったら、まず何をすればいいか【時系列チェックリスト】
デジタル遺品の整理は、優先度をつけて時系列で進めると混乱しません。ここでは3つの段階に分けて、それぞれでやるべきことを整理しました。
直後〜1週間:緊急性の高いものから
葬儀などで慌ただしい時期ですが、次の2つだけは早めに確認しておくと安心です。
- スマホ・パソコンのロック解除方法の確認(パスコード、指紋認証の有無など)
- 料金が発生し続けるサービス(サブスク・クレジットカードの自動引き落とし)の有無の確認
この段階で全部を解約する必要はありません。「何が動き続けているか」を把握するだけで十分です。
デジタル遺品の整理は、死亡届の提出や相続の手続きとも密接に関わっています。
特にApple(iCloud)やGoogleへの「故人のアカウント」の削除・引き継ぎ申請では、死亡診断書のコピーや戸籍謄本(除籍謄本)といった公的書類の提出を求められることが多く、これらが手元にないと申請が進められないケースが少なくありません。
Googleアカウントの申請の流れは、親のGoogleアカウント、死後の手続きと生前にできる設定【完全版】でまとめています。
また、マイナンバーカードを持っていた場合は、公金受取口座の登録やマイナポータルとひも付いたデータも整理の対象になります。
カードの返納・失効の手続き自体は死亡届の提出にあわせて進められることが多いですが、「デジタル遺品」の一部として、ひも付いている行政サービスのデータもあわせて確認しておくと、記事全体としての抜け漏れが少なくなります。
ここまでの2つを確認できていれば、今日やるべきことは十分です。この先の内容は、気持ちが落ち着いてから、必要なところだけゆっくり読んでもらえれば大丈夫です。
1週間〜1ヶ月:落ち着いてから進めること
- スマホ内のデータ(写真・連絡先・LINEのトーク履歴など)の保存
- SNSアカウント(LINE・Facebook・Instagram・Xなど)の扱いを決める
- 契約中のサブスク・金融系サービスを一覧化し、順番に解約する
- 重要なメール(Gmail・Yahoo!メールなど)の確認
数ヶ月かけて:時間をかけて整理すること
- パソコン内の写真・動画・書類データの整理とバックアップ
- クラウドストレージ(Googleフォト、iCloudなど)のデータ整理
- 不要になったアカウントの完全削除
- 必要であれば専門業者への相談・依頼
「全部を早く終わらせなければ」と焦らなくて大丈夫です。特に思い出の写真や動画は、削除を急がず、時間をかけて向き合ってもらえたらと思います。
カテゴリ別:デジタル遺品整理のやること一覧
ここからは、種類ごとにやるべきことを整理します。まずはこのページで全体の流れをつかんでいただき、より詳しい手順を知りたいときは、この後の内容やサイト内の関連記事もあわせて参考にしてください。
ここから先は情報量が多くなります。今すぐ全部読む必要はないので、気になる項目だけ拾い読みして、残りは気持ちが落ち着いてからで十分です。
【iPhone/Android】故人のスマホのロック解除と解約手順
親のスマホがiPhoneかAndroidかによって手続きが変わります。パスワードがわからない場合の対処法や、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)ごとの解約手順は、それぞれ個別に確認が必要です。
ロックを解除できるか確認するときは、まず指紋認証・顔認証を試してみましょう。
契約者本人が亡くなった後でも、生体情報が端末に登録されたままであれば認証が通ることがあります(機種によっては一定時間操作がないと生体認証が無効になり、パスコード入力を求められる場合があります)。
生体認証もパスコードもわからない場合は、無理に何度も入力しないでください。iPhoneの場合、Appleの公式ページでは、パスコードは本体を消去しないと解除できないと案内されています。Androidの場合も、まずはメーカーの公式サポートで、持ち主が亡くなったときの対応を確かめてください。
iPhoneの解約手続きやパスワードがわからないときの対処法、キャリアショップでの解約に必要な書類については、それぞれ次の記事で詳しく解説しています。
ここで注意しておきたいのは、キャリアショップやメーカーの窓口で対応してもらえるのは、解約や回線停止、SIMの取り扱いといった契約まわりが中心だという点です。
ロックの解除を無理に進めようとすると、セキュリティ保護のため端末が初期化され、中の写真や動画がすべて消えてしまうことがあります。
民間のデータ復旧・ロック解除業者に依頼する方法もありますが、費用や対応範囲はさまざまなので、複数社に見積もりを取ることをおすすめします。
ロックを解除できたら、まず見るべきアプリの順番
無事にロックを解除できても、「何から見ればいいのか」で手が止まってしまう方が多いです。次の順番で確認していくと、必要な対応の抜け漏れを防ぎやすくなります。
- ①電話帳・連絡先:訃報を伝えたい相手や、緊急時に連絡したい人を把握するため
- ②写真・クラウド(Googleフォト、iCloudなど):葬儀で使う写真や、家族で共有したい思い出の素材を確認するため
- ③メール・メッセージアプリ(LINEなど):未読の重要な連絡や、対応が終わっていない用件が残っていないか確認するため
- ④ブラウザの閲覧履歴・保存されたパスワード:見落としがちな契約中のサービスや定期購入を見つけるため
ここでの「確認」は、あくまですでにロック解除された端末やブラウザに保存されている情報を見るという意味です。そこで見つけたパスワードを使って、心当たりのない銀行やクレジットカードのサイトに新しくログインを試みるのは、念のため慎重にしておくと安心です。
⚠️キャリアの解約は「すべて終わってから」にしてください
葬儀が済むと、慌ててスマホのキャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)を解約したくなるかもしれませんが、これは大きなリスクを伴います。
キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)は、各種サービスのパスワード再設定通知や2段階認証コードの受け取り先になっていることが多く、先に解約してしまうと他のアカウントに一切アクセスできなくなるおそれがあるためです。
必要な移行・確認がすべて終わるまでは、キャリア回線を解約せずに残しておくと安心です。
SNS・オンラインアカウントの整理
LINE・Facebook・Instagram・Xは、それぞれ死後の対応方法が異なります。Facebookには「追悼アカウント」という専用の機能があります。一方、LINEには同じような機能はなく、家族でもアカウントを引きつぐことはできません。削除したいときは、LINEの問い合わせフォームから依頼します(公式のLINEセーフティセンター)。
特にLINEの引き継ぎについては、親のLINEを引き継ぐには?本当にできること・できないことで詳しく解説しています。
Facebookの追悼アカウントへの切り替えや削除の申請方法は、親のFacebookアカウントを死後に削除・追悼申請する方法で入力手順までまとめています。
Instagramについては、親のInstagramを死後に削除する方法で削除と追悼アカウントの違いから解説しています。
主要なSNSの死後の手続きを比べると、次のようになります。
役所や金融機関の手続きで書類を取得する際は、あわせて多めに部数を用意しておくと、後々のデジタル側の手続きがスムーズになります。
| サービス | 死後の主な手続き | 申請に必要なもの(目安) |
|---|---|---|
| LINE | 遺族が「追悼のお知らせ」やアカウント削除を申請できます | 死亡診断書のコピー、申請者の本人確認書類など |
| 「追悼アカウント」への切り替え、または完全削除を選べます | 死亡を証明する書類、故人との関係を示す情報 | |
| Facebookと同様に、追悼アカウント化・削除に対応 | 死亡証明書類、報告フォームからの申請 | |
| X(旧Twitter) | 遺族からの申請でアカウント削除が可能 | 申請者の身分証明書、死亡証明書類 |
必要書類やフォームの様式は変更されることがあるため、実際に手続きする際は各サービスの公式ヘルプページで最新の情報を確認してください。
サブスク・お金まわりの整理
Amazonプライムやhuluといったサブスク、ネット銀行やクレジットカードは、放置すると料金が発生し続けたり、不正利用のリスクが残ったりします。優先度が高い項目なので、早めに一覧化しておくのがおすすめです。クレジットカードの解約の進め方は、親のクレジットカードを死後に解約する手順と注意点にまとめています。
契約しているサブスクや金融サービスを一つひとつ思い出すのは大変です。確実なのは、故人のクレジットカードの利用明細や、銀行口座の引き落とし履歴をさかのぼって確認する方法です。
毎月同じ会社から一定額が引き落とされていれば、それがサブスクや保険料などの契約になっている可能性が高いです。
あわせて確認したいのが、実家や自宅に届く紙の郵便物です。クレジットカードの利用明細や、サブスク・プロバイダからの督促ハガキは、故人が一人暮らしだった場合、デジタル遺品を見つける大きなヒントになります。
スマホの画面だけで判断せず、届く郵便物もあわせてチェックしておくと見落としを防ぎやすくなります。
特に注意したいのが、FXや信用取引、暗号資産(仮想通貨)などの取引口座です。こうした口座は、放置している間にも相場の変動で損失が膨らみ、「追い証(追加証拠金)」が発生して、資産どころかマイナスの負債のような状態になってしまうことがあります。
故人のスマホやパソコンに証券会社・FX会社・暗号資産取引所からのメールやアプリが入っていないか、早めに確認しておくと安心です。
サブスクの見つけ方や解約手順については、親が残したサブスクを確認・解約する方法でさらに詳しく解説しています。
デジタル遺品整理業者に頼んだほうがいい?費用相場と失敗しない選び方

パスワードがまったくわからない、データ量が多すぎて手に負えない、といった場合は、デジタル遺品整理の専門業者に相談する選択肢もあります。
- 自分で対応できそうなケース:ロック解除ができる、主要なアカウントを把握している
- 業者への相談を検討したいケース:パスワードが一切わからない、時間的・精神的な余裕がない
無理に自分だけで抱え込む必要はありません。難しいと感じたら、早めにプロの手を借りるのも一つの方法です。
(PR)業者選びに迷ったら、一括で複数社に見積もりを依頼できる【遺品整理110番】で相場を確認してみるのも一つの方法です。![]()
自分で対応する場合と、業者に依頼する場合の違いを目安として整理すると、次のようになります。
| 項目 | 自分で行う場合 | 業者に依頼する場合 |
|---|---|---|
| 費用 | 基本的に無料(手間と時間はかかる) | 数万円から数十万円まで幅がある(公開されている料金の例。くわしくは故人のスマホのロック解除、業者に頼むといくら?) |
| スピード | 状況次第(数週間〜数ヶ月) | 内容によっては数日〜1週間程度で対応 |
| パスワード不明の場合 | 対応が難しいケースが多い | 専門的な手法で対応できる場合がある |
| 精神的な負担 | 大きくなりやすい | 一部を任せることで軽減できる |
デジタル遺品整理でよくある失敗
- パスワードがわからず、スマホの中身を一切確認できない → 生前に伝えてもらう、または専門業者に相談する
- サブスクの解約を忘れて、何ヶ月も料金が引き落とされ続けてしまう → まずは契約中のサービスを一覧化する
- 思い出の写真を勢いで削除してしまい、後から後悔する → 迷ったら削除せず、時間をかけて判断する
デジタル遺品整理で直面しやすい「心」の問題
デジタル遺品の整理では、手続きだけでなく、気持ちの面で戸惑う場面も少なくありません。ここでは、よくある2つの悩みについてお伝えします。
見たくなかったデータを見つけてしまったら
「消したくない思い出のデータを傷つけずに取り出したい」場合は、キャリアやメーカーではなく、データ復旧を専門とする業者に相談するのが安全です。
整理を進める中で、知らなかった一面や、見るつもりのなかったデータに触れてしまうこともあります。そうした情報にどう向き合うかに、決まった正解はありません。
今すぐ判断を下す必要はなく、いったんそっと閉じて、時間を置いてから改めて考える、という選択肢もあります。一人で抱え込むのがつらいときは、家族や信頼できる人に相談することも考えてみてください。
家族間で写真データを共有する・トラブルを防ぐには
思い出の写真や動画は、兄弟姉妹など複数の家族で共有したいことも多いはずです。データが1つの端末やアカウントに集中していると、「誰が管理するか」「勝手に削除された」といったトラブルにつながることがあります。
あらかじめGoogleフォトやクラウドストレージの共有アルバム機能を使ってコピーを共有しておく、あるいは複数人がアクセスできる形でバックアップを取っておくと、後々の行き違いを防ぎやすくなります。
写真・動画のシェアや、故人のSNSアカウントを残すときの心配り
故人のスマホに残っている写真や動画は、思い出として大切にしたい一方で、他の家族や写っている人にとってはまだ公開してほしくないものが含まれていることもあります。
故人が撮影した写真・動画の著作権や、写っている人の肖像権・プライバシーは、亡くなった後も配慮が必要です。
また、故人のSNSアカウントを削除せず、思い出を振り返れる「記念碑」のような場所として残しておきたいと考えるご家族もいます。その場合は、アカウントを残すか削除するか、誰が管理者になるのか、追悼アカウント機能を使うのかといった方針を決める必要があります。
家族間のグループLINEなど限定的な範囲での共有はよくても、本人の許可なくSNSに投稿したり、不特定多数が見られる形で公開したりすることは避けましょう。迷ったら「これは公開しても大丈夫か」を家族に確認してから行動するのがおすすめです。
こうした方針は、他の相続人にあたる家族にも事前に相談してから決めることをおすすめします。一人だけの判断で進めてしまうと、後になって「知らなかった」「勝手に決めないでほしかった」というトラブルにつながることがあります。
今のうちにできる生前対策
もし親がまだ元気なうちであれば、今のうちに準備しておくことで、いざというときの負担を大きく減らせます。
- 使っているサービス・アカウントを一覧にしてもらう
- スマホのロック解除方法を、信頼できる形で共有しておく
- エンディングノートにデジタル情報の欄を作っておく
「まだ早い」と感じるかもしれませんが、元気なうちにしかできない準備でもあります。無理のない範囲で、少しずつ話を進めてみてください。
生前にできる具体的な準備については二段階認証の「復旧用連絡先」を生前に設定しておく方法、事前にチェックリストの形で整理しておきたい方は親が元気なうちに聞いておくべきデジタル情報リストもあわせてご覧ください。
よくある質問
- デジタル遺品整理は、いつまでに終わらせる必要がありますか?
-
法律上の明確な期限はありません。ただし、サブスクや金融系サービスは料金が発生し続けることがあるため、そこだけは早めに確認しておくと安心です。
- パスワードが一切わからない場合は、どうすればいいですか?
-
各サービスには遺族向けの正式な手続きが用意されていることが多いです。不正アクセスにあたる方法は避け、公式の手続きや専門業者への相談を検討してください。
- 全部を自分でやらないといけませんか?
-
いいえ。データ量が多い、精神的に負担が大きいと感じる場合は、専門業者に依頼することもできます。無理をしないことが一番大切です。
📋 保存用チェックリスト(コピーしてメモ帳などに貼ってお使いください)
下の内容は、そのままコピーしてスマホのメモ帳や紙に貼り付けて使えます。印をつけながら、少しずつ進めてみてください。
デジタル遺品整理チェックリスト
【直後〜1週間】
□ スマホ・パソコンのロック解除方法を確認する
□ 料金が発生し続けているサービス(サブスク・カード引き落とし)がないか確認する
【1週間〜1ヶ月】
□ スマホ内の写真・連絡先・LINEのトーク履歴を保存する
□ SNSアカウント(LINE・Facebook・Instagram・Xなど)の扱いを決める
□ サブスク・金融系サービスを一覧化し、順番に解約する
□ 重要なメール(Gmail・Yahoo!メールなど)を確認する
【数ヶ月かけて】
□ パソコン内の写真・動画・書類データを整理・バックアップする
□ クラウドストレージ(Googleフォト・iCloudなど)のデータを整理する
□ 不要になったアカウントを完全削除する
□ 必要であれば専門業者への相談・依頼を検討する
次に何をすればいい?あなたに近い方を選んでください
ここまでの内容を踏まえて、次にどちらの進め方が自分に近いか、選んでみてください。どちらを選んでも間違いではありません。まずはご自身の心と時間の余裕を、いちばん優先してくださいね。
まとめ
デジタル遺品の整理は、「緊急性が高いもの」から「時間をかけて向き合うもの」まで、優先順位をつけて進めることが大切です。まずは料金が発生し続けているサービスがないかを確認し、そのあとは焦らず、自分のペースで進めてもらえたらと思います。
何から手をつけていいか分からないときは、まず親のスマホの電源を切らずに充電器につないでおくことと、自宅に届いた郵便物やお財布のカードを一つの箱にまとめておくことだけで十分です。それだけでも、後から進める手続きがぐっと楽になります。
このサイトでは、スマホの解約手順やSNSごとの対応方法など、ここまでご紹介した内容をさらに詳しく解説する記事も公開しています。困ったときは、本文中のリンクから必要なところを読んでもらえたら嬉しいです。
相続や葬儀の手続きまで含めた全体の流れを確認したい場合は、親の死後にやること全リストもあわせてご確認ください。
なお、デジタル遺品だけでなく、着物や骨董品、貴金属といった「物」の遺品が一緒に出てくることもあります。捨てる前に確認しておきたいポイントは、こちらの記事でまとめています。
各サービスの手続きの内容は変更されることがあります。最新情報は必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。

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