親の携帯には、解約したあとでは手に入りにくくなるものがあります。解約の前に、確かめておきたいことを順番に整理しておくと安心です。
結論からお伝えすると、解約の前にやっておきたいことは、写真・連絡先の保存、LINEのトークの保存、SMSの確認コードが必要な手続き、携帯会社のサービスの確認、電話番号を残すかどうかの5つです。
5つを順番に片づけてから解約すれば、あとから困ることを減らせます。この記事では、それぞれのやり方と、くわしい記事への案内をまとめました。
① 写真・連絡先を保存する
スマホの中の写真や連絡先は、解約や処分のあとでは取り出しにくくなります。電源は切らずに充電しておき、パソコンやご家族のスマホに保存しておきましょう。
写真の残し方は、「親のスマホの写真を残すには?死後に写真データを保存・家族で引き継ぐ方法」にまとめています。
ドコモも、解約のときは、ご自身で登録した電話帳などの情報を別にメモしておくようすすめています(ドコモ「ご契約者さまがお亡くなりになった場合の解約」)。
② LINEのトークを残す
親御さんとのLINEのやり取りは、ご自身のLINEから保存できます。文字は「トーク履歴を送信」でテキストに、写真や動画はひとつずつ保存します。
くわしいやり方は、「親とのLINEのトークを残す方法【自分のスマホでできる保存のしかた】」にまとめています。
親御さんのLINEアカウントそのものの扱いは、親のLINEを引き継ぐには?にまとめています。
③ SMSの確認コードが必要な手続きを済ませる
ネット銀行やGoogleアカウントなど、ログインや手続きのときに、SMSで確認コードを送るサービスがあります。解約すると、そのコードを受け取れなくなり、手続きが進めにくくなることがあります。
SMSではなく、メールで仮パスワードや確認の案内が届くサービスもあります。私がパソコンのテクニカルサポートのコールセンターで働いていたころ、「仮パスワードのメールが届かない」という問い合わせでは、携帯のメール(キャリアメール)の設定が原因のことが多かったと記憶しています。パソコンから送られたメールを受け取らない設定や、強めの迷惑メールフィルターです。届かないときは、まずこの設定を見てみてください。
どのサービスを使っていたかは、クレジットカードの明細や通帳の引き落としからたどれます。サブスクの探し方は親が残したサブスクを確認・解約する方法にまとめています。
④ 携帯会社のサービスを確かめる
携帯会社のポイントや電子マネーの残高、d払いやauかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いのように、携帯料金と一緒に払っていたサービスは、解約するとそのままでは使えなくなることがあります。
- ドコモでは、解約するとdポイント/ドコモポイントは失効します。承継しても、dポイントやd払いの残高は引き継げないと案内しています(ドコモ「承継」)
- auは、承継しても一部のサービスは引き継げない場合があるとして、au PAYの残高などに注意をよびかけています(au「譲渡・承継」)
- スマホ本体の分割払いが残っている場合は、解約したあとも支払いが続きます
携帯料金と一緒に払っていたサービスがないかは、郵便で届く請求書や、明細で確かめられます。
⑤ 電話番号を残すか決める
親御さんの電話番号をご家族が使い続けたいなら、解約ではなく「承継」という手続きになります。電話番号を残したいなら、解約の前に手続きしましょう。
解約するかどうかの考え方は、親の携帯、解約しないとどうなる?にまとめています。
5つが済んだら、解約の手続きへ
解約に必要なものは、携帯会社ごとに少しずつ違います。ドコモ・au・ソフトバンクの記事と、親の携帯電話を解約するときに必要な書類一覧を参考にしてください。
まとめ
- 写真・連絡先とLINEのトークを、先に保存する
- SMSの確認コードが必要な手続きを済ませ、携帯会社のポイントや残高を確かめる
- 電話番号を残すか決めてから、解約か承継の手続きをする
まずは今日、親御さんのスマホを充電して、写真や連絡先が見られるか確かめてみてください。
開けるなら、大切な写真から少しずつ、ご家族の手元に保存していきましょう。
手続きの方法やサービスの内容は変更されることがあります。最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。


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