親のドコモ携帯を解約するには?必要なもの・ahamoの場合・手続きできないときの確認点

親のドコモ携帯を解約するには?必要なもの・ahamoの場合・手続きできないときの確認点

ドコモの携帯は、契約者が亡くなったあと、家族がドコモショップで解約や承継の手続きをします。持ち物が足りないと、その日に手続きが終わらないこともあります。

結論からお伝えすると、ドコモの解約は、死亡が確認できるもの・来店する人の本人確認書類・ドコモUIMカードの3つをそろえて、ドコモショップで手続きします。手数料はかかりません。ただし、ahamoはショップではなく郵送での手続きです。来店予約をしておくと、待ち時間を減らせます。

家族以外の人でも手続きできると、ドコモは案内しています。この記事では、解約と承継のちがい、必要なもの、ahamoの場合、その場で手続きが進まないことを防ぐための確認点を、ドコモの公式情報をもとにまとめました。

目次

ドコモの解約の早見表

何を携帯電話の解約(電話番号を残すなら「承継」)
誰が家族・法定代理人。家族以外の人も、必要なものがあれば手続きできる
どこへドコモショップ/d garden(ahamoは郵送)
いつまで決まった期限は公式に書かれていない(解約日までの料金がかかるので、早めが安心)
書類死亡の事実が確認できる書類(葬儀の案内状・死亡診断書・住民票の除票など)、来店する人の本人確認書類(運転免許証かマイナンバーカードの原本)、ドコモUIMカード(eSIMの場合はeSIMカード)
手数料無料(解約日までの利用料金は、翌月に請求される)
日数公式に書かれていない(ショップでその日に手続きする)

出典:ドコモ「ご契約者さまがお亡くなりになった場合の解約」(2026年10月27日に確認)

まず、解約か承継かを決める

契約者が亡くなったときの手続きは、「解約」と「承継」の2つです。承継は、ご家族が契約を引き継いで、同じ電話番号を使い続ける手続きです(ドコモ「承継」)。

ドコモの解約と承継のちがい(解約は契約を終わらせ、承継は家族が契約を引き継ぐ。どちらも手数料はかからない)

ドコモでは、どちらの手続きにも事務手数料はかかりません。承継すると、契約の継続期間や割引も引き継がれます。一方で、dポイントは承継しても引き継げず、解約すると失効します。

電話番号を残すかどうかで迷っているなら、先にご家族で話し合っておきましょう。解約するかどうかの考え方は、親の携帯、解約しないとどうなる?にまとめています。

解約に必要なもの(ドコモショップ)

ドコモショップに持っていくもの(死亡が確認できるもの、来店する人の本人確認書類、ドコモUIMカード)
  • 死亡の事実が確認できるもの(葬儀の案内状や死亡診断書など)
  • 来店する人の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど。コピーは受け付けていないので原本を。ドコモ「携帯電話の解約お手続き方法」)
  • ドコモUIMカード(スマホに入っているSIMカード)

ドコモは、ご家族や法定代理人以外の人からの申し出でも、上の書類があれば手続きできると案内しています。ただし、死亡を確認する書類の種類によっては、契約者の本人確認書類(原本)も必要になります(ドコモ「ご契約者さまがお亡くなりになった場合の解約」)。

ドコモの手続きというと、「ネットワーク暗証番号」を思い浮かべる方もいるかもしれません。私がパソコンのテクニカルサポートのコールセンターにいたころも、「ドコモのネットワーク暗証番号が分からない」という問い合わせが稀にありましたが、こちらでは対応できないため、ドコモに案内していました。亡くなった方の解約については、ドコモが案内している必要なものに、ネットワーク暗証番号は入っていません。

ほかの携帯会社とあわせて、必要書類を一覧で確かめたい方は、親の携帯電話を解約するときに必要な書類一覧をご覧ください。

電話番号を残したい場合(承継)に必要なもの

承継では、新しく契約者になる人の書類も必要です。ドコモは、次のものを案内しています。

  • 戸籍謄(抄)本など、相続関係がわかる書類(コピー可)。戸籍謄本だけで亡くなったことが確かめられない場合は、葬儀の案内状や死亡診断書などもいっしょに持っていく
  • 新しく契約者になる人の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなどの原本)
  • 新しく契約者になる人名義の、支払いに使うクレジットカード・通帳と届出印・キャッシュカードのいずれか

相続人が何人かいる場合は、代表の1人を決めて手続きします。d払いの残高やdアカウントは引き継げないので、残高がある場合は、承継とは別に確認が必要です(ドコモ「承継」)。

ahamoの場合は、郵送で手続きする

親御さんがahamoを使っていた場合、手続きはショップではなく郵送です。解約・承継のどちらも、手数料はかかりません(ahamo「死亡によるお手続き」)。

  • 解約:死亡の事実が確認できるもの(葬儀の案内状や死亡診断書など)、手続きする人の本人確認書類、郵送の申込書
  • 承継:戸籍謄本(抄本)など相続関係が分かるもの、新しく契約者になる人の印鑑登録証明書の原本(または戸籍謄抄本と附票の原本)、支払いに使うクレジットカードかキャッシュカード、郵送の申込書

ahamoはショップでは手続きできないので、ショップに行く前に確かめておきましょう。ahamoかどうかは、郵便で届く請求書や、通帳の引き落としの記載などで確かめられます。分からないときは、ドコモに問い合わせて確認してください。

その場で手続きが進まないことを防ぐ確認点

「解約できない」とならないよう、ショップに行く前に次のことを確かめておくと安心です。

① 来店予約をしておく

ドコモショップは、予約なしでも手続きできます。ただ、来店予約をしておくと、待たずに案内してもらえます。当日のWeb予約は3時間後からで、それより早い時間は店舗に電話で相談します(ドコモショップ「よくあるご質問」)。

② ドコモUIMカードを持っているか

携帯電話の解約では、ドコモUIMカードを出す必要があります。スマホに入ったままなら、スマホごと持っていくと安心です。

③ 死亡を確認する書類の種類

書類の種類によっては、契約者の本人確認書類(原本)も必要になります。どの書類を持っていくか迷ったら、事前にドコモに確認しておきましょう。

④ 承継なら、新しい契約者の本人確認書類は原本か

承継では、新しく契約者になる人の本人確認書類は原本が必要です。支払いに使うカードや通帳も、新しい契約者の名義のものを用意します。

解約の前にしておきたいこと

ドコモは、電話帳などご自身で登録した情報は、別にメモを取っておくようすすめています。写真や連絡先の保存、SMSの確認コードが必要な手続きなど、解約の前にしておきたいことは、親の携帯、解約しないとどうなる?で順番にまとめています。

解約したあとの料金とポイント

  • 料金は、解約日までに使った分が請求される
  • 月額の定額料は日割りにならない
  • 通話料などは、解約から1〜2か月あとに請求されることがある
  • dポイント/ドコモポイントは、解約すると失効する
  • スマホ本体の分割払いの残りは、引き続き支払う(一括で払うこともできる)

口座振替や請求書払いで、二重に支払った分がある場合は、あとで返してもらえる場合があると案内されています。

よくある質問

家族以外の人でも、ドコモの解約はできますか?

はい、できます。ドコモは、家族や法定代理人以外の人でも、必要なものをそろえれば手続きできると案内しています。

解約に手数料はかかりますか?

かかりません。解約も承継も、事務手数料は無料です。解約日までに使った分の料金は、翌月に請求されます。

ネットワーク暗証番号がわからなくても解約できますか?

ドコモが案内している、亡くなった方の解約に必要なものに、ネットワーク暗証番号は入っていません。死亡が確認できる書類・来店する人の本人確認書類・ドコモUIMカードをそろえて手続きします。

ahamoも、ドコモショップで解約できますか?

できません。ahamoは、解約も承継も郵送で手続きします。手数料はかかりません。

dポイントは、家族に引き継げますか?

引き継げません。承継してもdポイントは引き継がれず、解約すると失効します。

まとめ

  • まずは、ドコモかahamoかを確かめる
  • 解約か承継かを決める。どちらも手数料はかからない
  • 解約は、死亡が確認できるもの・来店する人の本人確認書類・ドコモUIMカードをそろえ、来店予約をしてショップへ(ahamoは郵送)

今日できる一歩

親御さんの契約がドコモかahamoかを確かめてみてください。郵便で届く請求書や、通帳の引き落としの記載などで分かります。

そのうえで、電話番号を残すかどうかをご家族と話し合い、必要なものをそろえると、手続きが一度で済みやすくなります。

手続きの方法や料金は変更されることがあります。最新情報は必ずドコモの公式サイトでご確認ください。

ご家族と共有する
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

テクニカルサポートのコールセンターに10年以上携わり、1日数十件・延べ数千件のお問い合わせに対応してきました。セキュリティソフト(McAfee)で3年、モバイルWi-Fi(WiMAX)で2年。その後は、パソコンのセキュリティ、WordやExcel、年賀状ソフト、プリンターまで、ご年配のお客様の「分からない」に電話でひとつずつ付き添ってきました。私自身は古着販売を行うため、古物商の許可も持っていますが、遺品の買取は行っていません。
今も、70代半ばの父からスマホやパソコンのことをよく聞かれます。そして私も、母を見送った家族のひとりです。このサイトでは、各社の公式情報で確認したことを、同じ立場の家族としてお届けします。

コメント

コメントする

目次