親が入院していたり、亡くなったりして本人が携帯ショップに行けないとき、家族が代わりに解約できるかどうかは、契約者が亡くなっているかどうかで変わります。
結論からお伝えすると、契約者が亡くなった場合は、委任状はいらず、死亡が確認できる書類と、来店する人の本人確認書類などで解約できます。契約者が生きていて窓口に行けない場合は、契約者が書いた委任状を用意して、代理人として手続きします。
本人が窓口に行けなくても、家族が手続きできる仕組みがあります。この記事では、2つの場合に分けて、ドコモ・au・ソフトバンクの公式情報をもとに必要なものをまとめました。
必要なものは、契約者が亡くなっているかどうかで変わる
同じ「本人以外が解約する」でも、契約者が亡くなっているかどうかで、手続きの窓口も必要なものも変わります。まずは、どちらに当てはまるかを確かめましょう。
契約者が亡くなった場合は、委任状なしで解約できる
契約者が亡くなった場合は、委任状はいりません。各社とも、「契約者が亡くなった場合の解約」として手続きを案内しています。
- ドコモ:死亡の事実が確認できるもの、来店する人の本人確認書類、ドコモUIMカード。ご家族や法定代理人以外の人でも手続きできると案内しています(ドコモ)
- au:契約者の死亡が確認できる書類、来店する人の本人確認書類。原則としてご家族が来店します(au)
- ソフトバンク:死亡が確認できる書類(原本またはコピー)、来店する人の本人確認書類、USIMカード(ソフトバンク)
解約の前に、写真やLINEのデータ、認証コードを受け取る電話番号などを確かめておくと安心です。確かめたいことは、親の携帯を解約する前にやること5つにまとめています。
携帯会社ごとのくわしい手順は、ドコモ・au・ソフトバンクの記事にまとめています。必要書類を一覧で確かめたい方は、親の携帯電話を解約するときに必要な書類一覧をご覧ください。
契約者が生きていて行けない場合は、本人が書いた委任状が要る
入院中や施設に入っているなど、契約者が窓口に行けない場合は、代理人として手続きします。どの会社でも、契約者本人が書いた委任状が基本になります。
ドコモ
ドコモは、代理人が手続きする場合に、次のものを案内しています(ドコモ「同意書・委任状のダウンロード」)。
- 契約者の本人確認書類
- 委任状(契約者本人の自署、または記名押印が必要)
- 代理人の本人確認書類
委任状は、ドコモの公式サイトから印刷できます。解約を代理人が行う場合の細かい条件は、事前にドコモに確認しておくと安心です。
au
auは、代理人が解約する場合に、次のものを案内しています(au「代理人による手続きの際に必要な書類」)。
- 代理人の本人確認書類
- 契約者の委任状
- 今使っている携帯電話(ICカードを含む)
- 契約者の本人確認書類(コピー可)
ソフトバンク
ソフトバンクは、個人の契約で、契約者が来店できない場合に、代理人による解約を受け付けています。代理人になれるのは、契約者のご家族、施設に入っている場合は施設の関係者、後見人などです(ソフトバンク「代理人による解約」)。
- 契約者が書いた委任状(後見人などは不要)
- 解約する携帯電話のUSIMカード(なくした場合は不要)
- 代理人の本人確認書類
- 契約者との関係が分かる書類(ご家族の場合は家族確認書類など)
委任状が書けないときは、成年後見人の書類で手続きできることがある
認知症などで契約者が委任状を書けないとき、auとソフトバンクは、成年後見人などが手続きすれば、委任状の代わりに、成年後見人であることを証明する登記事項証明書などで手続きできると案内しています。
成年後見人などがいない場合の扱いは、会社や状況によって違います。手続きの前に、契約している携帯会社に相談してみてください。
窓口に行く前に確かめたい4つのこと
「本人以外では解約できない」とならないよう、窓口に行く前に次のことを確かめておくと安心です。
① 来店予約をしておくと、待ち時間を減らせる
ドコモやauは、待ち時間を減らせる来店予約を案内しています(ドコモ「携帯電話の解約お手続き方法」)。必要なものがそろったら、公式サイトから予約しておくとスムーズです。
② 委任状は、契約者本人が書く
本人が行けない場合の委任状は、契約者本人が書くことが基本です。ドコモでは、契約者本人の自署か、記名押印が必要です。
③ 契約者の本人確認書類も要る(ドコモは原本)
ドコモとauでは、代理人の本人確認書類に加えて、契約者の本人確認書類も必要です。auは、解約の場合はコピーでもよいと案内しています。ドコモは、解約の手続きでは本人確認書類のコピーは受け付けていないと案内しているので、原本を用意しましょう(ドコモ「携帯電話の解約お手続き方法」)。
④ 代理人が家族なら、家族関係が分かる書類も用意する
ソフトバンクでは、代理人がご家族の場合、家族確認書類が必要です。姓や住所が違う場合も、家族関係が分かる書類を用意しておくと安心です。
よくある質問
- 亡くなった親の携帯の解約に、委任状はいりますか?
-
いりません。死亡が確認できる書類と、来店する人の本人確認書類などで解約できます。
- 家族以外の人でも解約できますか?
-
会社によって違います。ドコモは、家族や法定代理人以外の人でも手続きできると案内しています。auは、原則として家族が来店します。
- 契約者の本人確認書類は、コピーでもいいですか?
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会社によって違います。auは、解約ならコピーでもよいと案内しています。ドコモは、解約の手続きではコピーを受け付けていないので、原本が要ります。
- 認知症で委任状が書けないときは、どうすればいいですか?
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成年後見人がいれば、auとソフトバンクでは、登記事項証明書などで委任状の代わりにできます。成年後見人がいないときは、契約している携帯会社に相談してください。
まとめ:まずは親御さんの携帯の契約先を確かめることから
- まずは、契約者が亡くなった場合か、生きていて窓口に行けない場合かを分ける
- 亡くなった場合は委任状はいらない。死亡が確認できる書類と、来店する人の本人確認書類などで解約する
- 行けない場合は、契約者本人が書いた委任状と、代理人の本人確認書類などで手続きする。必要なものは会社ごとに違う
まずは今日、親御さんの携帯の契約先(ドコモ・au・ソフトバンクなど)を確かめてみてください。郵便で届く請求書や、通帳の引き落としの記載などで分かります。
契約先が分かれば、その会社の案内に沿って、必要なものをそろえるだけです。迷ったら、窓口に行く前に問い合わせておくと、手続きが一度で済みやすくなります。
手続きの方法や必要なものは変更されることがあります。最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。


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