親のau携帯を解約するには?必要なもの・承継・手続きできないときの確認点

親のau携帯を解約するには?必要なもの・承継・手続きできないときの確認点

親がauの携帯を使っていた場合、解約は家族がauの店舗で手続きします。オンラインや電話ではなく店舗での手続きになるので、持ち物をそろえてから行くと一度で済みます。

結論からお伝えすると、auの解約は、契約者の死亡が確認できる書類と、来店する人の本人確認書類を持って、auの店舗で手続きします。来店するのは、原則としてご家族です。

死亡が確認できる書類は、コピーでも手続きできると、auは案内しています。この記事では、解約と承継のちがい、必要なもの、UQ mobileやpovoの場合、その場で手続きが進まないことを防ぐ確認点を、auの公式情報をもとにまとめました。

目次

手続きの早見表:誰が・どこへ・いつまでに・何が要るか

親のauの携帯を解約・承継する手続きを、7つのポイントで並べました。くわしい説明は、このあとの章で書いています。出典はau「契約者が亡くなったため解約したい」とau「契約者が亡くなった場合の手続きについて知りたい」です。

項目内容
何をする親のau(またはUQ mobile)の回線を解約する。電話番号を残すなら「承継」
誰が原則として契約者の家族。姓や住所が違うときは、家族関係が分かる書類(戸籍謄本や住民票など)も必要
どこへauの店舗。来店予約がおすすめ(au公式で予約できる)。UQ mobileはUQ mobileの店舗
いつまでに公式に期限の記載なし
何の書類解約:来店する人の本人確認書類と、死亡が確認できる書類(コピー可)
承継:相続関係と死亡の記載がある戸籍謄本など(発行から3か月以内)
いくら承継の手数料は無料。解約の手数料は、死亡時の案内に記載なし(店舗で確認)。未払いの料金は相続の対象(相続放棄した場合は不要)
どのくらい・困ったとき日数は公式に記載なし。相続放棄をした場合は、解約したあとに支払いを免除してもらう手続きが必要(下の章で説明)

番号を残すなら承継。家族の承継は手数料無料

契約者が亡くなったときの手続きは、「解約」と「承継」の2つです。承継は、ご家族が契約を引き継いで、同じ電話番号を使い続ける手続きです。auでは、ご家族による承継の手数料は無料です(au「契約者が亡くなった場合の手続きについて知りたい」)。

ただし、承継しても一部のサービスは引き継げない場合があると、auは案内しています。au PAYの残高などがある場合は、手続きのときに扱いを確認しておきましょう(au「譲渡・承継」)。

電話番号を残すかどうか迷っているときや、写真の保存、SMSの確認コードが必要な手続きが残っているときは、解約の前に済ませておきましょう。考え方と順番は、親の携帯、解約しないとどうなる?にまとめています。

解約は、死亡が確認できる書類と本人確認書類で店舗へ

auショップに持っていくもの(死亡が確認できる書類、来店する人の本人確認書類、姓や住所が違う場合は家族関係が分かる書類)
  • 契約者の死亡が確認できる書類
  • 来店する人の本人確認書類
  • 契約者と来店する人の姓や住所が違う場合は、家族関係が分かる書類(戸籍謄本や住民票など)

手続きはauの店舗で行い、原則としてご家族が来店します(au「契約者が亡くなったため解約したい」)。

死亡が確認できる書類は、コピーでもよい

解約の場合、次のような書類のうち1点以上で手続きできます。どれもコピーで構いません(au「死亡が確認できる書類について知りたい」)。

  • 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)、戸籍抄本、除籍謄本
  • 住民票(除票)
  • 会葬礼状、新聞のお悔やみ欄
  • 死亡届(受理印のあるもの)、死亡診断書
  • 火葬(埋葬)許可書 など

戸籍などの書類は、契約者の死亡が記載されているものが必要です。記載がない場合は、会葬礼状や死亡診断書などを別に用意することがあります。ほかの携帯会社とあわせて必要書類を確かめたい方は、親の携帯電話を解約するときに必要な書類一覧をご覧ください。

承継には、発行から3か月以内の戸籍謄本などが要る

承継は、au Style・auショップ・トヨタ au取扱店で手続きできます(au「譲渡・承継」)。承継では、解約より書類の条件がきびしくなります。

  • 承継する人の本人確認書類
  • 支払いの手続きに必要なもの
  • 契約者と承継する人の相続関係と、契約者の死亡の記載が分かる戸籍謄本など(発行から3か月以内のもの)

戸籍に死亡の記載がない場合は、会葬礼状や死亡診断書など、死亡が確認できる書類を追加で求められます(au「死亡が確認できる書類について知りたい」)。

UQ mobileも同じ書類で解約。povoは公式サポートで確かめる

auの案内では、UQ mobileの回線も、来店する人の本人確認書類と、契約者の死亡が確認できる書類で解約の手続きをします(au「契約者が亡くなったため解約したい」)。手続きできる店舗は、事前に確かめておくと安心です。

povoはオンライン専用のプランです。手続きの方法は、povoの公式サポートで確認してください。

未払いの料金は原則支払う。相続放棄をしたら不要

auは、亡くなった方の未払いの料金は相続の対象になり、原則として支払う必要があると案内しています。一方で、相続放棄をした場合は支払いは不要としています(au「契約者が亡くなった場合の手続きについて知りたい」)。

auは、相続放棄をした場合も、家族に解約の手続きへの協力をお願いしています。解約したあと、支払いを免除してもらうには、相続人全員の「相続放棄申述受理通知書」の写しを用意して、KDDI料金センター(03-6759-8885、有料、平日9:00〜17:00)に連絡します。UQ mobileの場合は、UQ mobile料金センター(03-6759-8886)です(au「契約者が亡くなった場合の手続きについて知りたい」)。

スマホ本体の代金を分割で払っていた場合、解約したあとも、残りは契約していたときと同じ支払い方法で引き続き請求されます。一括で精算することもできます(au「解約後の端末の分割支払残額の支払いはどうなりますか?」)。

相続放棄は、相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に、家庭裁判所に申し立てる手続きです(裁判所「相続の放棄の申述」)。相続放棄を考えている場合は、支払う前に、弁護士や司法書士に相談しておくと安心です。

店舗に行く前に確かめたい4つのこと

「解約できない」とならないよう、店舗に行く前に次のことを確かめておくと安心です。

① 来店予約をしておくと、待ち時間を減らせる

auは、店舗の検索と来店予約を公式サイトで案内しています。予約しておくと、当日の待ち時間を減らせます。

② 来店するのは、原則としてご家族

ご家族以外の人が手続きする場合は、必要なものが変わることがあります。事前にauに確認しておきましょう。

③ 姓や住所が違うなら、家族関係が分かる書類も要る

結婚して名字が変わった、別の住所に住んでいる、という場合は、戸籍謄本や住民票など、家族関係が分かる書類が必要です。

④ 戸籍謄本などに、死亡の記載があるかを確かめる

戸籍謄本などを持っていく場合は、契約者の死亡が記載されているかを確かめておきましょう。承継の場合は、発行から3か月以内のものかどうかも確認します。

よくある質問

亡くなった親のauの携帯は、電話やネットで解約できますか?

できません。auの店舗で手続きします。来店するのは、原則としてご家族です。

死亡が確認できる書類は、コピーでもいいですか?

解約の場合は、コピーで手続きできます。戸籍謄本、住民票の除票、会葬礼状、死亡診断書などのうち1点以上を用意します。

家族が電話番号を引き継ぐのに、手数料はかかりますか?

かかりません。auでは、家族による承継の手数料は無料です。

相続放棄をしたら、未払いの料金はどうなりますか?

auは、支払いは不要と案内しています。相続人全員の「相続放棄申述受理通知書」の写しを用意して、KDDI料金センター(03-6759-8885)に連絡します。

スマホ本体の分割代金は、解約したらどうなりますか?

残りは、契約していたときと同じ支払い方法で、引き続き請求されます。一括で精算することもできます。

まとめ

  • まずは、au・UQ mobile・povoのどれを使っていたかを確かめる
  • 解約か承継かを決める。ご家族の承継は手数料無料
  • 解約は、死亡が確認できる書類(コピー可)と、来店する人の本人確認書類を持って店舗へ。原則としてご家族が来店する

まずは今日、親御さんの契約がau・UQ mobile・povoのどれかを確かめてみてください。郵便で届く請求書や、通帳の引き落としの記載などで分かります。

そのうえで、電話番号を残すかどうかをご家族と話し合い、必要な書類をそろえると、手続きが一度で済みやすくなります。

手続きの方法や料金は変更されることがあります。最新情報は必ずauの公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

テクニカルサポートのコールセンターに10年以上携わり、1日数十件・延べ数千件のお問い合わせに対応してきました。セキュリティソフト(McAfee)で3年、モバイルWi-Fi(WiMAX)で2年。その後は、パソコンのセキュリティ、WordやExcel、年賀状ソフト、プリンターまで、ご年配のお客様の「分からない」に電話でひとつずつ付き添ってきました。私自身は古着販売を行うため、古物商の許可も持っていますが、遺品の買取は行っていません。
今も、70代半ばの父からスマホやパソコンのことをよく聞かれます。そして私も、母を見送った家族のひとりです。このサイトでは、各社の公式情報で確認したことを、同じ立場の家族としてお届けします。

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