ahamoや楽天モバイル、povoなどは、近くにショップがない会社です。契約者が亡くなったときの手続きの窓口や方法も、会社ごとに違います。
結論からお伝えすると、ショップがない会社も、ご家族が郵送やオンラインで手続きできます。ahamo・楽天モバイル・povoは郵送、LINEMOは公式サイトから。UQ mobileとワイモバイルは、ショップでも手続きできます。
この記事では、会社ごとの手続きの窓口と必要なものを、各社の公式情報をもとにまとめました。
会社ごとの手続きの早見表
| 会社 | 手続きの方法 | 日数の目安 |
|---|---|---|
| ahamo | 郵送(手数料なし) | 公式に記載なし |
| 楽天モバイル | 郵送 | 書類を送ってから2週間ほど |
| povo | 届いた書面に記入して返送 | 公式に記載なし |
| LINEMO | 公式サイトの専用ページ(画像で提出) | 公式に記載なし |
| UQ mobile | auの店舗 | 公式に記載なし |
| ワイモバイル | オンラインかワイモバイルショップ | 公式に記載なし |
くわしい必要なものと出典は、このあとの会社ごとの章にまとめています(2026年10月27日に各社の公式サイトで確認)。
まず、どの会社・どのプランかを確かめる
手続きの窓口は、会社やプランによって違います。郵便で届く請求書や、通帳・クレジットカードの引き落としの記載で、契約先を確かめておきましょう。
契約先が分かったら、次のどちらに当てはまるかを見てみてください。
- ショップがない会社:ahamo・楽天モバイル・povo・LINEMO(郵送やオンラインで手続き)
- ショップでも手続きできる会社:UQ mobile・ワイモバイル
ahamo(ドコモ)の場合
ahamoは、解約・承継のどちらも郵送で手続きします。事務手数料はかかりません(ahamo「死亡によるお手続き」)。
- 解約:死亡の事実が確認できるもの(葬儀の案内状や死亡診断書など)、手続きする人の本人確認書類、郵送の申込書
- 承継:戸籍謄本(抄本)など相続関係が分かるもの、新しく契約者になる人の印鑑登録証明書の原本(または戸籍謄抄本と附票の原本)、支払いに使うクレジットカードかキャッシュカード、郵送の申込書
解約日までの料金は請求され、月額料金は日割りになりません。dポイントは、解約すると失効し、承継しても引き継げません。
楽天モバイルの場合
楽天モバイル(Rakuten最強プランなど)は、契約者が亡くなったときの解約を郵送で受け付けています。書類を送ってから、手続きが終わるまで2週間ほどかかります(楽天モバイル「契約者が亡くなった場合の解約」)。
- ご契約者様逝去時 解約申込書(公式サイトからダウンロードして記入)
- 亡くなったことが確認できる書類のコピー(戸籍謄本、住民票の除票、死亡診断書などのいずれか1点)
- 亡くなった方と申し出る人の関係が分かる書類のコピー(続柄が書かれた戸籍謄本や除籍謄本など)
- 申し出る人の本人確認書類のコピー
書類の送付先は、楽天モバイルの公式ページの「必要書類を楽天モバイルに送付する」の項目に書かれています。
申し出ができるのは、原則として二親等以内のご家族などです。また、相続放棄をした人からの申し出は受け付けていないと案内しています。解約するまでの料金は支払う必要があり、分割で購入した製品は、カード会社からの請求が続きます。
楽天モバイルの「ドコモ回線・au回線」のプランは、手続きが別になっています。電話番号を引き継いで使い続けたい場合は、「契約者変更手続き(承継)」を確認してください(楽天モバイル「契約者変更」)。
povoの場合
povoは、契約者が亡くなったときの解約を、書面(郵送)で受け付けています。povoサポートに問い合わせると手続きの書面が届くので、必要事項を記入し、書類のコピーを添えて返送します(povo「契約者が亡くなったため、解約の手続き方法を知りたい」)。
- 死亡が確認できる書類のコピー(戸籍謄本、除籍謄本、住民票、死亡届、死亡診断書、火葬(埋葬)許可書などのいずれか1点。発行日は問わない)
- 手続きする家族の本人確認書類のコピー(運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれか1点)
電話番号を引き継いで使い続けたい場合も、povoサポートへの問い合わせから始めます。このとき提出する、相続関係が分かる書類は、発行から3か月以内のものが必要です(povo「契約者が亡くなったので、家族が引き続き利用する場合」)。
LINEMOの場合
LINEMOは、契約者が亡くなったときの解約を、法定相続人が公式サイトの専用ページから手続きします(LINEMO「ご契約者の死亡による解約に必要な書類」)。書類は写真などの画像で提出し、PDFは使えません。

- 手続きする人の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 死亡が確認できる書類(除籍がわかる戸籍謄(抄)本、住民票(除籍)、医師の死亡診断書、火葬・埋葬許可証など)
法定相続人以外の人が手続きする場合や、手続きで困ったときは、チャットサポートに相談するよう案内しています。電話番号を引き継ぐ場合(承継)も、チャットサポートに問い合わせると用紙が郵送で届きます(LINEMO「契約者が死亡した場合、手続きは何か必要ですか?」)。
UQ mobileの場合
auの案内では、UQ mobileの回線も、auの店舗で、来店する人の本人確認書類と、契約者の死亡が確認できる書類で解約の手続きをします(au「契約者が亡くなったため解約したい」)。手続きできる店舗は、事前に確かめておくと安心です。
ワイモバイルの場合
ワイモバイルは、契約者が亡くなったときの解約を、オンラインまたはワイモバイルショップで受け付けています(ワイモバイル「よくあるご質問」)。オンラインで手続きする場合は、ワイモバイルの「よくあるご質問」ページ内の案内から進めます。ショップで手続きする場合は、来店する人の本人確認書類、死亡が確認できる書類(原本またはコピー)、USIMカードを用意します。
スマホ本体の分割払いが残っている場合は、一括での清算をすすめています。
そのほかの格安SIMの場合
そのほかの格安SIMは、会社によって手続きの方法が違います。契約している会社の公式サイトで「契約者が亡くなった場合」の案内を探すか、サポートに問い合わせてみてください。
郵送で手続きするときの確認点
① 申込書・書面を用意する
ahamoや楽天モバイルは、公式サイトから郵送用の申込書を用意します。povoは、povoサポートに問い合わせると書面が届きます。どちらも、記入もれがないか確かめてから送りましょう。
② 書類は原本か、コピーでよいか
楽天モバイルとpovoは、亡くなったことが分かる書類や本人確認書類をコピーで受け付けています。一方、ahamoの承継では、印鑑登録証明書などの原本が必要です。会社と手続きごとに確かめておきましょう。
③ 終わるまでに時間がかかる
郵送の手続きは、書類が届いてから確認が進むので、終わるまでに時間がかかります。楽天モバイルは2週間ほどと案内しています。そのあいだの料金がどうなるかも、あわせて確認しておくと安心です。
未払いの料金と、相続放棄
亡くなるまでの料金や、スマホ本体の分割払いの残りの扱いは、会社ごとの案内を確かめておきましょう。相続放棄は、相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に、家庭裁判所に申し立てる手続きです(裁判所「相続の放棄の申述」)。相続放棄を考えている場合は、支払う前に、弁護士や司法書士に相談しておくと安心です。
大手3社の手続きは、ドコモ・au・ソフトバンクの記事にまとめています。解約の前にやっておきたいことは、親の携帯を解約する前にやること5つをご覧ください。
よくある質問
- ahamoは、ドコモショップで解約できますか?
-
できません。ahamoは、解約も承継も郵送で手続きします。事務手数料はかかりません。
- 楽天モバイルの解約は、どのくらいで終わりますか?
-
書類を送ってから、手続きが終わるまで2週間ほどかかると、楽天モバイルは案内しています。
- 家族以外の人でも、手続きできますか?
-
会社によって違います。楽天モバイルは原則として二親等以内の家族など、LINEMOは法定相続人が手続きします。LINEMOでそれ以外の人が手続きするときは、チャットサポートに相談します。
- 書類は、コピーでもいいですか?
-
楽天モバイルとpovoは、コピーで受け付けています。ahamoの承継では、印鑑登録証明書などの原本が必要です。
- LINEMOの書類は、PDFで出せますか?
-
出せません。LINEMOは、書類を写真などの画像で提出するよう案内していて、PDFは使えません。
まとめ
- まずは、どの会社・どのプランかを、請求書や引き落としの記載で確かめる
- ahamo・楽天モバイル・povoは郵送、LINEMOは公式サイトから。UQ mobileはauの店舗、ワイモバイルはオンラインかショップ
- そのほかの格安SIMは、契約している会社の公式の案内を確かめる
今日できる一歩
親御さんの携帯の契約先を、郵便で届く請求書や、通帳・クレジットカードの引き落としの記載で確かめてみてください。
契約先が分かれば、その会社の窓口と、必要な書類を用意するだけです。
手続きの方法や必要なものは変更されることがあります。最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。



コメント