実家の片づけは何から始める?親が亡くなったあとの7つの順番

実家の片づけは何から始める?親が亡くなったあとの7つの順番

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葬儀や役所の手続きがひと段落して実家に戻ると、押し入れや棚には、親が暮らしてきた分だけの物が残っています。量が多いほど、どこから手をつければいいのかが見えにくくなります。

結論からお伝えすると、実家の片づけは、いきなり捨てるのではなく、「大事な物を探す」ことから始めるのが安心です。そのあとで、残す物・譲る物・売る物・処分する物に分けていきます。

一度に全部を終わらせる必要はありません。この記事では、実家の片づけを7つの順番に分けてまとめました。

目次

実家の片づけ、7つの順番

  1. 急ぐことと、急がなくていいことを分ける
  2. 家族で方針を決める
  3. 大事な物(書類・通帳・スマホなど)を先に探す
  4. 残す・譲る・売る・処分する、の4つに分ける
  5. 価値がありそうな物は、捨てる前に査定してもらう
  6. 処分は、自治体のルールと許可のある業者で
  7. 量が多い・遠方なら、業者に相談する
実家の片づけ、7つの順番(始める前に:急ぐこと・急がないことを分ける/家族で方針を決める/大事な物を先に探す、仕分け:4つに分ける/捨てる前に査定してもらう、処分・依頼:処分は自治体のルールで/量が多い・遠方なら業者に相談)

① 急ぐことと、急がなくていいことを分ける

実家が賃貸の場合は、退去の日まで家賃がかかり続けることがあります。大家さんや管理会社に、いつまでに明け渡すかを相談しておきましょう。

持ち家の場合は、片づけそのものを急ぐ必要はありません。気持ちが落ち着くまで、少し時間をおいても大丈夫です。

② 家族で方針を決める

片づけを始める前に、きょうだいや親族で、次のことを話し合っておくと、あとの行き違いを防げます。

  • 形見分けで、誰が何をもらうか
  • 片づけを誰が、いつ進めるか
  • 業者に頼む場合の費用を、どう分けるか

③ 大事な物を、先に探す

物を捨て始める前に、手続きに必要な物や、二度と手に入らない物を、先に探して1か所にまとめましょう。

手続きに必要な物

  • 通帳、キャッシュカード、印鑑
  • 家の権利証、保険の証券、年金の書類
  • 郵便物(銀行・証券会社・カード会社からのもの)
  • スマートフォン、パソコン、USBメモリ、SDカード

通帳や郵便物は、親御さんがどこに口座を持っていたかの手がかりになります。くわしくは親のネット銀行・ネット証券を死後に見つけて相続する手順をご覧ください。

スマホやパソコンは、処分してしまうと写真や契約の情報が取り出せなくなります。電源は切らずに充電し、家族で預かっておきましょう。写真を残す方法は親のスマホの写真を残すには?にまとめています。

二度と手に入らない物

  • アルバム、手紙、写真

わが家にも、母が生前に書いていたノートや、よく見ていたDVD、かわいがっていたペットの写真をプリントして手書きでコメントを添えたA4の紙がありました。どれも捨てられず、今も置いています。

④ 残す・譲る・売る・処分する、の4つに分ける

大事な物を先に1か所にまとめておけば、ここからは、うっかり捨ててしまう心配が減ります。部屋ごと、引き出しごとに、4つの箱や袋を用意して分けていくと、手が止まりにくくなります。

  • 残す:家族が引き継ぐ物、思い出の品
  • 譲る:親戚や知人に渡す物
  • 売る:買い取ってもらえそうな物
  • 処分する:使わない物
迷ったら4つの箱に分ける(残す:家族が引き継ぐ物・思い出の品/譲る:親戚や知人に渡す物/売る:買い取ってもらえそうな物/処分する:使わない物。迷う物は保留の箱へ)

迷う物は、無理に決めずに「保留」の箱を作っておくと、作業が進めやすくなります。

私の母はおしゃれな人で、近所のおしゃれ着のお店で、私には考えられないような値段の服をよく買っていました。とはいえ、有名なブランドの物はほとんどなく、ときどきブランドのバッグがあるくらいでした。

母の服は、状態の良い物は家に残し、傷んでいる物は処分しました。ネックレスや指輪は、母が生前かわいがっていた親戚の娘たちに贈りました。今も大切にしてくれているようで、うれしく思っています。

⑤ 価値がありそうな物は、捨てる前に査定してもらう

着物や骨董品、古銭、貴金属などは、思わぬ値がつくことがあります。捨てる前に確認したい物は、親の遺品整理で捨てる前に確認したいものにまとめています。

買い取りを頼むときは、業者に「古物商」の許可があるかを確認しましょう(国民生活センター)。

⑥ 処分は、自治体のルールと許可のある業者で

自治体の粗大ごみの収集や、ごみ処理施設への持ち込みを使うと、費用を抑えられることがあります。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電は、家電リサイクル法にそった処分が必要です。

「無料で回収します」と言いながら、あとで高い料金を請求する無許可の回収業者もいます。家庭のごみを回収するには、市区町村の許可が必要です(横浜市の注意情報)。

⑦ 量が多い・遠方なら、業者に相談する

荷物が多い、遠方で何度も通えない、体力的に難しい。そんなときは、遺品整理の業者に頼む方法もあります。費用が決まるポイントと、トラブルを防ぐための確認事項は、遺品整理の費用の目安でくわしく解説しています。

(PR)家財も含めた遺品整理全体を業者に頼むか迷ったら、一括で複数社に見積もりを依頼できる【遺品整理110番】で相場を確認してみるのも一つの方法です。

まとめ

  • 賃貸なら、明け渡しの期限を先に確認する。持ち家なら、急がなくて大丈夫
  • 実家の片づけは、捨てる前に「大事な物を探す」ことから始める
  • 残す・譲る・売る・処分する、の4つに分け、迷う物は保留にする
  • 処分は自治体のルールと許可のある業者で。量が多ければ業者に相談する

まずは今日、きょうだいやご家族に「実家の片づけのことなんだけど、今度時間があるときに少し相談してもいいかな」と、LINEを送るか声をかけるところから始めてみてください。

そのうえで、今度実家に行ったときに、通帳と郵便物、スマホを1か所に集めておくと、手続きはぐっと進めやすくなります。

手続きの方法や費用は変更されることがあります。最新情報は必ずお住まいの自治体や各社の公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

テクニカルサポートのコールセンターに10年以上携わり、1日数十件・延べ数千件のお問い合わせに対応してきました。セキュリティソフト(McAfee)で3年、モバイルWi-Fi(WiMAX)で2年。その後は、パソコンのセキュリティ、WordやExcel、年賀状ソフト、プリンターまで、ご年配のお客様の「分からない」に電話でひとつずつ付き添ってきました。私自身は古着販売を行うため、古物商の許可も持っていますが、遺品の買取は行っていません。
今も、70代半ばの父からスマホやパソコンのことをよく聞かれます。そして私も、母を見送った家族のひとりです。このサイトでは、各社の公式情報で確認したことを、同じ立場の家族としてお届けします。

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